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アタタイトル



バリにはいろんな素材でつくられたかごがあります。竹やパンダン、バナナの葉まで。
それぞれに個性的で素敵ですが、その中でもとびきり上等で長持ちするのがアタのかご。
蔓性のアタという植物を細かくさき、きっちり丁寧に編んだあとに燻して仕上げる、
手間と時間のかけられたアタのカゴ。その艶と風合いは格別です。その耐久性は100年とも
いわれています。

そのアタのカゴで有名なのがバリ島のトゥガナン村
トゥガナン村に行くには、空港のあるリゾート地からは車で約3時間。
バイパスから最近できた近道(といっていもまだ工事中でぼこぼこ)をずうーっと北東に
すすんでいくと、チャンディダサという小さなリゾートの村があります。
そのちょっと手前を山の方にはいるとトゥガナン村です。

トゥガナン村

トゥガナンはいくつか残るバリアガの村の中の一つ
アタとグリンシンと呼ばれる織物で特に有名です。

バリアガ、というのはバリの先住民のこと。昔からの暮らし、文化を大切に守り続けている人々の村です。
この村で作られ暮らしに使われていたアタのカゴがここ20年ほどで人気がでてひろまりました。

街の様子
▲あちこちにニワトリとひよこがのんびり散歩している、のどかなところです

原料となるアタですが、
インドネシアに自生する蔓性の植物を刈り取ってきて使います。葉をとって、茎の部分を乾燥させます。
トゥガナン村に自生するアタは特に強くてしなやかなんだそうです。

乾燥させたアタは自然な茶色、根元の部分が黒くなります。模様編みの黒い部分はこの根元の部分。
ほんのちょっとしかとれないので大切につかいます。


材料

さあ、これを編んでゆきます。
乾燥させたアタを4本から8本(名人になるともっと)にさいて、ひとめひとめ丁寧に 編んでゆきます。
ぷっくりした形やきちっとした四角。そろった編み目で、きれいな形にしあげるのは
熟練の技が必要。産物屋でよくみかける、安いけど目の粗いロンボク島などでつくられたかごとは、
編み目を見ればその違いは歴然です。
ティッシュケースをしあげるのにだいたい3日かかるそう。

ロロ
▲ぷっくりとした形がかわいいバッグ、ロロ(AT-011)。

もともとこの形はゲンドゥックと呼ばれる伝統のかご。
噛みたばこなんかをいれていたといいます。

シリーの葉っぱ
▲これが噛みタバコの材料。シリーの葉っぱ


編みあがった籠は、日干しして乾燥させます。
晴れた日のバリの強い日差しの下、道にひろげて、4日から5日かけて乾燥させます。
雨季にはいってしまえば(バリには雨季があるのです)さらに長くかかります。

乾燥

乾燥されたアタのカゴはヤシの実の殻を燃やした煙で燻されます。
燻しむらができないように火加減を調整しながら昼夜をとわず4日間。
職人さんは交代で火の見張り。
燻すことで、美しいアメ色と、防かび、防虫の効果がうまれるのです。

ヤシの実
▲燃料になるヤシの実。沢山積んでありました。

アタのかごに特有の燻した匂いがありますが、この工程でつくものです。
スモークのにおいが苦手な方、ごめんなさい。でもこの工程が大事なのです。
はじめは気になるかもしれませんが、つかっていくうちにだんだん薄れてきます。

燻されたかごについた煤(すす)をやさしくブラシではらいます。
ひとつひとつ、ていねいに布でふきながら出来上がりをチェック。
とびだしたささくれは丁寧に切り落とします。
中袋がついてるバッグは、このあと取り付け作業をします。



すべての工程をおえて完成するまで、だいたい2週間くらい。
こうして、時間と手間をかけて、艶のある美しいかごが出来上がるのです。

私達の大好きなアタのカゴ。職人さんが心をこめてつくってくれたアタのかごを
どうぞ末永くご愛用ください!

アタ完成品
▲ホントに100年使えるよ〜!間違って燃やしたりしなきゃねぇ、と豪快に笑うおばさん
 
使っていくうちにどんどんアメ色が深く、艶がでてきます。
あなただけのアタのカゴに育てあげてくださいね。



----- アタのお話/おしまい -----


◎アタを長くつかっていただくために◎

・普段のお手入れ
埃や、ランチョンマットのパンくずなどは、軽くたたいたら落とせます。
汚れがついたりした場合は布でふいてあげてください。
目の中にはいりこんでしまった汚れは柔らかいブラシで払ってあげてください。

・水にぬれてしまったら
水分をふきとり風通しのよい日陰で乾燥させてください。
そのまましまってしまうと、つやが落ちたり、黒ずみ、カビの原因になります。

・アタは湿気がきらいです。
あまり神経質になる必要はありませんが、出来るだけ湿気のないところにしまって下さい。
洗面台など、湿気の多いところで使う場合は、気になったときにひっくりかえし、底の
湿気のたまりやすい部分をうえにして、風通しのよいところで乾燥させてください。

・ささくれができてしまったら
つかっているうちに編み終わりの位置や角のところの目がほつれてとびだしてしまうことが
ありますが、すぐに壊れるようなことはありません。ささくれの部分をつめきりなどで
切り取ってお使いください。

・その他…
どうしても気になるようなことがあればご相談ください。
万が一、長く使っていただいたお気に入りのバッグの持ち手がとれてしまった場合など、
karo&kauluにて、修理も承ります。(ただし、送料はご負担願います。)



▲我が家のうさぎ、カロもアタがお気に入り。
ところどころかじったりしてますが、全然平気。しっかりしたものです。





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